[test]ボクとプロレス
この記事は「プロレス Advent Calendar 2015」25日目の記事だって!
プロレスAdventCalendarを企画してしまった手前、自分の記事のタイトルは何にしようか迷って「ボクとプロレス(仮称)」なんぞ、付けてしまいました。
ぼやーんとしたタイトルですが、よくよく考えてみると、自分がなぜプロレスにのめり込んだのか思い返すには良い機会かも知れない。そう思いましたので、このまま記事を書いてみたいと思います。
プロレスは社会の縮図
これね。
相当前から、こう感じているのです。
例えば、プロレス団体=国、会社、グループなどの枠組み。
団体エース or 団体経営者=社長、リーダーなど。
こう置き換えるだけで、かなり色んなものが見通せるわけです。
(やや乱暴かもしれませんがw)
既存の業界に鳴り物入りで新サービスを展開し殴りこみをかけ、潤沢な資金を背景に人材を募集し、花火のように散るベンチャー企業なんか見ると・・・
「ああ、SWSだなぁ。」
なんて思ってしまうのです。
もちろん、自分の出来事にも置換えて物事を考えることもあります。
「この局面、新間寿氏ならどのように対処するだろうか。」
おそらく多くのプロレスファンは、このようにプロレス界隈の出来事を置換えて考えるんじゃなかろうか?そう思っています。
ボクとプロレス
このように、人格形成にプロレスが影響しているようです。
なぜ、こんなにプロレス。プロレス。となってしまっているのか、それは必然的に環境がそうさせていたのかも知れません。
(個人的には、プロレスオタク(プヲタ)ではなく、プロレスファンだとは思っているんですけどね。)
少々長くなってしまうかもしれませんが、曖昧なものも含めつつ記憶を整理してみます。
(プロレスラーは敬意を払いながらも敬称略で)
プロレスとの遭遇(幼少期)
- 全日本プロレス中継のCMに映るザ・デストロイヤーにびびり、泣く。
- 親戚の家の一室に貼ってあったオックス・ベーカーの白黒ポスターにびびり、泣く。
- 青森の母方の祖父に、「相撲部屋に入れるから、青森に置いていけ。」と宣言され、柱にしがみつき泣く。(大の格闘技嫌いになる。)
とにかくプロレスや大相撲、格闘技全般が大嫌いでした。
1970年台後半〜1980年前半は格闘技の中継がやたら多かった記憶もあります。
キックボクシングとかね。
格闘技との邂逅 〜心のスター登場〜(小学生編)
- 祖父の家で力道山のサイン色紙を発見。祖父が昔、福島での興行師をしていたことを知る。
- 百貨店勤務していた祖母が、アブドーラ・ザ・ブッチャーに遭遇。ハンカチにサインをもらう。
- 父がプロボクサーだったことを認識する。
- 東洋フェザー級チャンピオンの歌川氏にセンスあると褒められ、ボクシングを習うもシャドウと基礎の連続がつまらなく、3日で辞めるw
- 近所のスーパーにタイガーマスクが訪れ、サイン会を行う。これでプロレスにどハマり。
- 父に連れられ、新日本プロレスを初観戦。
- 長州力 vs 剛竜馬 開始数十秒でリキラリアット。長州の強さに衝撃を受ける。
- アンドレ・ザ・ジャイアントの入場で、座っていた椅子を投げ飛ばされ、以降立ち見に。
- ヨーロッパ凱旋帰国の前田日明のスープレックスにうっとり。
- 控室の隙間から覗き見してたら、エル・カネックに見つかり、角材を手に持ち威嚇され、チビリそうになる。
- 選手の出待ちをしていたら、長州に怒鳴られ、チビリそうになる。
- ロス五輪の柔道、山下泰裕の試合に衝撃を受ける。
- プロレス・スターウォーズにワクワクする。
なんと言っても、初代タイガーマスクの影響は大きいです。
前述したサイン会で、本物を見て、マスクの美しさに惚れました。気づいたら「タイガー!タイガー!」と叫んでた記憶があります。
その後ろから「なんだぁあれ、ニセモノだよ!ニセモノ!」と叫んでいた大人がいたのですが、通っていた小学校の用務員のおっさん(アダ名:アントン)だったことは鮮明に記憶してますw
暗黒時代の中学生
- 柔道部に所属。先輩はヤンキーだらけ。いつかぶっ飛ばしてやると心に秘めるも、先輩の乗る黒王号として基礎体力をつけるw
- 自宅に帰り、マスク大全集と週プロを読むことが至福の時となる。
- 1学年上のヤンキー先輩を嫌いと言ってしまい、校内の全ヤンキーを敵に回す。オレを囲む準備をしているとのウワサをキャッチ。危険を察知し、学校を休む。なぜか、関係の無いヤツが代わりにボコられるw
- ジャッキー・チェンにハマり、部屋で『馬式の構え』を行う日々。
中学時代は、封印したい記憶が多かったのでしょう。あまり記憶に無いのですw
身軽なデブが開花(高校時代)
- 日体大卒の恩師に出会い、みっちりシゴカれる。
- 恩師の後輩のサンビストに稽古でゴミ扱いされる。サンボという競技を知る。
- 心の目標がバンバン・ビガロ、ビックバン・ベイダーになる。
- 福島市の街なかで柴田勝久レフェリーに偶然出会う。文房具屋に案内するw
- 期末テスト前日に応援団長の先輩に誘われ、新日観戦。テストでは赤点の山を築くw
- 同郷の柔道の先輩、矢樹広弓パイセンと合宿。実業団を辞めるようなことを聞く。(後にプロレスラーに)
- 愛読書が『1・2の三四郎』と『柔道部物語』になる。
- 頭が悪いので、こっそりプロレスラーも進路候補に入れる。町道場の先生に「キム・ドクなら紹介できるぞ。」と言われ、辞退するw
- 恩師に「お前の柔道はモンゴル相撲だな。」と言われる。
高校時代は、柔道に明け暮れ、プロレスが憧れというよりも身近な競技として近付いた時代でもありました。
個人トレーニングの際には、電柱に頭突きしたり、壁にローリングソバットを決め打点の高さ求めたり、今考えれば不審者のような動きを夜な夜な繰り広げておりました。
破天荒な人々との出会い(大学編)
- 柔道の推薦で大学に入学。同期に濃い面々が揃う。
- 寮の6畳の部屋に柔道部員4人が同居して4年間過ごすという、刑務所暮らしスタートw
- 同期の勢田と矢吹が、勢い余って「第1回リングスアマチュア」に参戦。スパーリングパートナーになる。
- 初代王者が勢田、2位矢吹と恐ろしい結果に驚愕するw
- 同じ寮生(野球部)の後輩が木戸修と家族ぐるみのお付き合いだということが発覚。同期が馳浩のサインをねだるw
- 柔道部の部費捻出のため、仙台市でのプロレス興行時のバイトが恒例となる。
- FMWの売店設営している時に、タイガー・ジェット・シンが会場入り。バスを降りた瞬間からサーベルを咥え、雄叫びをあげ試合前4時間前くらいなのにバイトの俺たちを追いかける。プロの何たるかを知る。
- ベリチェフのケツのでかさに驚く。
- パンディータの体臭にめまいがする。
- サンボ浅子は良い人。
- 新日のバイトで、グレート・ムタ入場時に会場整理の後輩が、質の悪い観客にボディアタックをするw
- 武藤敬司に大学柔道部監督からの言伝をする。
- 全日のバイトでは、2階観客席の場内案内だったため普通に観戦してたら怒られた。
- アメリカ遠征に出る。(サンノゼ→ロス→ハワイ)
- 拓殖大・大正大と合同合宿。村上和成もいた。
- 村上、勢田、和術慧舟會の小路晃のつながりを知り、富山県の柔道関係者はおかしいと確信するw
- 仙台駅前の吉野家でカウンター越しに、坊主頭のスーツの野郎にメンチ切られる。負けずにメンチ切りながら特盛りを食べる。途中でザ・グレート・サスケだと気付くw
- 福島開催のみちのくプロレスのチケットを購入するために、電話する。いきなりサスケが電話口に出たので、「が、がんばってください。」と言い、チケットを買うのを忘れるw
- お付き合いしてた彼女(現嫁さん)とみちプロ観戦
特筆する部分は、同期の勢田誠一の存在。
(気になる人は同名で検索してみてください。)
彼のお陰で、社会人になってからとんでもない目に遭う(笑)
今でも会社員でありながら現役という、怪物です。
同期なんだけど、心から尊敬している奴でもあります。(プロレスとは関係ないけどw)
色々あり過ぎ社会人編
- 勢田にそそのかされ、日本拳法の道場での練習に参加。道場の方には事前に「みちプロのレスラーを連れて行く。」とウソを教えていたらしく、妙にピリピリしたムードで迎えられるw
- 勢田にそそのかされ、柔術の試合に参戦。
- 勢田にそそのかされ、福島の柔術の試合に懲りずに参戦。よくわからないけど、初勝利。
- 親父がコインランドリーで藤田和之に会う。プロレスラーと知らずに雑談するw
- 新婚旅行先のバハマのカジノでアントニオ猪木に出会う。同じルーレット台で遊ぶという偶然。猪木の賭けっぷりに驚くw
- インターネットを通じて、言語プロレスというゲームにハマる。これが元でWebに出会う。
- 某インディーズ団体のサイト制作を行う。
- 某団体のTシャツデザインを行う。
- 嫁さんが娘を身ごもった時に、胎教として「イノキボンバイエ」を流す。
- ゴージャスナイトのチケットを購入。ゴージャス松野さんから手渡しでチケットをもらうw
- ゴージャスナイトを観戦。売店で高木三四郎に「にーちゃん、いい体してんな。にーちゃん。」と話しかけられる。
- 池袋駅で西村修を見かけ「あ、西村!」と声を発してしまい、不審な顔で見られる。
- プロレスを語るWeb制作関係者の忘年会2014に参加。ザ・グレート・カブキさんのステキな話を延々と聞く機会に恵まれる。さらに元気美佐恵さんと写真撮影。
- 仙台駅の新幹線ホームのKIOSKで買い物する、ガサガサ声の本間朋晃と遭遇。微笑む。
- 企業交流会で、高木三四郎大社長と出会う。名刺交換をする。
- コマンド・ボリショイの絵を描いたら、ご本人にコメントをいただく。
- Facebookでゴージャス松野さんとつながるw
必要以上にリンクするプロレス
人生の節目、節目にそれほど重要でもなく、それでいて微妙に関わってくるプロレスや格闘技。
特に望んでいなくとも、そのようなベクトルに向かされている。
今となっては、熱狂している感もなく、落ち着いてプロレスと接している。そんな気がします。
今後はどのようにプロレスと生きるべきか?
この記事を書いてみて、思い出した言葉があります。
今、この言葉しっくりくるのかな?そう思ってます。
本は読んだこと無いけどw
無駄に長い割に、まとまりの無い文章になってしまいました。。。(泣)